症例2
初診時に背部痛を訴える。痛みのため眠れぬことが多く、疲れやすい。気分が不安定で鬱状態を呈していた。食欲もなく顔色も悪い。医療機関で検査しても腹部の癒着以外はどこにも異常は見られなかった。医師は癒着に関しては仕方が無いという意見だった。 治療は主訴である背部痛の治療を3回行うが、背部痛はほんの少し改善があった。患者さんは、このまま気長な治療をと希望する。腹部の癒着のため、食事をすると、すぐお腹がいっぱいになり、あまり食べられないという。背筋を伸ばすとお腹が痛むため、ずっと前屈みをしていると聞き、直感的に治療を変更する。原因は癒着による張力の影響と診断。癒着そのものを改善出来れば、背部痛が消失するはず。 ハリで癒着が剥がれるか?私のハリ治効理論の考えの一つに、筋の短縮や拘縮が起こっているとき、その状況は癒着に近いと思っています。筋繊維の粘着・癒着を剥がしていくようなことが、筋拘縮の改善ではないのか。その考えが正しければ、癒着も改善出来るはずです。画像ではっきり解ると思いますが、治療すると、「食後の腹部の不快感が消失した」「背伸びをしてもお腹が痛くない」そう答えているうちに、愁訴の背部痛も訴えなくなりました。 夜もよく眠れるようになり、表情もすごく明るくなりました。その後健康診断で身長が2センチ伸びたと言うことですが、これは姿勢がよくなったからです。一週間に2度の治療が2ヶ月間。その後は一週間に1度、3ヶ月治療を行いました。 この症例と同様のケースが多数あります。手術後に腰痛等が発症する方への治療では、劇的な効果を得ることがあります。 症例を考えると、明日は我が身ということです。医療地域格差が起こらないよう、腹腔鏡・内視鏡的手術の技術進化と発展を願っています。
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左 初回治療後
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1回目の治療後です。その前の画像は許諾がとれていないのでありません。
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画像ではっきり、癒着が改善されたことが理解できると思います。 |
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